町家拝見・ステキなご夫婦・プチ同窓会 その2

| コメント(0) | トラックバック(0)

さて、B君宅の町家の話題から、今度はプチ同窓会での話題です。大学卒業して12,3年経つと、同じ建築関係でも、皆さんいろいろな道を歩いているな、と思いました。

皆さん、それぞれの場所でとってもご活躍なご様子。同年代の人が、話題になるようないい建築をつくってバリバリ仕事しているのを見ると、焦りを感じないというと嘘になりますし、同窓会でも、皆の話を聞くと落ち込むかも、とか思っていましたが、今回皆さんの話を聞いたら、全くそんなことを感じないで、同級生がこんなに頑張っているんだ、と、とても嬉しく、誇らしく感じたのが、自分でも意外でした。

建築関係の仕事は、どんな物件を担当しているかという話をすると、建築している人はもちろん、建築の仕事をしていない人にも具体的に分かるので、別職業のパートナーが同席していても、いいですね。例えば、今回集まった人では、ゼネコンTN設計部のMT君は、心斎橋のアップルの設計管理とか、ニューヨークMOMAの設計に出向してたとか、ゼネコンS施工部のK君は、心斎橋のdiorの現場担当とか、ディベロッパーのM君は三田のほうの大開発Sの担当とか、大学助教授のY君は、新校舎建設や某建築家の話題とか、世界的に有名なイギリスのOという事務所のKちゃん(女性)は、ヒースロー空港の構造設計、大手住宅メーカーSのSちゃん(女性)は某シリーズの開発、建築家B君は某所のプロジェクト・・・等など。お互い、ちょっとはどこかで関係していたりもします。皆さんそれぞれの場所で苦労があるようですが、共通しているのは、どこの仕事場でも、仕事をする人は、しない人の分も背負って、雑用が増えて大変だ、という話でした。

印象的なのは、皆のライフスタイルの変化ですね。同じような大学生だったのが、集まっていた人では、男の子はほとんどが、小さいお子さんと、専業主婦の家庭、女の子は、独身か、子供のいない共働き。そのあたりは、書き出すといろいろありますが、まあ、旧態然とした日本の社会そのままだな、って感じですね。だけど、働き盛りの男の子達が、仕事に少し距離を置くというか、客観的にみていて、家庭を大切に思ったりしだしているところが、昔との日本とは変ってきているのかな、と思ったりしました。仕事するぞ、と燃えていたときの彼らと比べると、少しさびしいような、でも家族思いがうれしいような、複雑な気持ちです。

いつも話題になるのが、Kちゃんのいるイギリスとの働く環境の違いです。そのことについては、またいずれ書きます。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://a-blog.aoyamayuuki.com/mt-tb.cgi/45

コメントする