スポーツ観戦音痴?

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私はあまりスポーツ番組を見ません。それに比べて旦那は大のスポーツ番組好きで、TVをつけながら仕事をしたりする人なので、オリンピックのとき等は一日中、夜昼無く、何かしらのスポーツを見ています。
この違いは単に、コーヒーが格別好きでないのでほとんど飲まない人と、コーヒーを一日中飲んでいる人の差くらいに趣向の違いだと思っていたのですが、昨日旦那と話していて、そうでは無いという事に気がつきました。私は言ってみれば「スポーツ観戦音痴」ですね。

歌の音痴の場合、専門的なことは知りませんが、見ているとほとんどの音痴の人に共通の特徴は、音の高低の区別ができない事ではないかな、と思います。だから、自分が歌っている音と、伴奏の音がずれている事に気が付かない。ましてや、楽器のチューニングがずれていようが、不協和音が出ていようが気が付かないのではないでしょうか。音痴でない人にとっては、音程の違いはあまりにも自明のことで、なぜ音痴の人が気にならないか、理解ができない部分があると思います。
同じように、私はスポーツ番組を見ていても、プレーの違いなんかが、良く分からないんです。昨日はテニスをみていたのですが、旦那が「うぉー。今のショットすごい!」と、いたく感動していても、私にはさっきのと何が違うのか、全く分からない。それどころか、人のいないところに打ったら取れないのに、なぜそうしないのかな?等と思う程度の理解度なのです。旦那に言うと信じられない、と言う目で見られ、「コートの端に打ったら、球が返ってくるまでに時間がかかるから、球が返ってくる場所に戻りやすく、ネットに近いところで打ち返されると追いつけないことが多い。」と、分かる人には当たり前の事が、聞いて初めて理解できるのです。
テニスに限らず、柔道でも、野球でも、ラグビーでも、おおよその流れは分かっても、細かい選手の駆け引きや技術的な違いなど、全く分からない。アメフトなんて何度聞いてもルールすら忘れてしまします。

番組の解説者が言っていることも聴いてはいるけど、頭の中に像を結んでいなくて、素通りしている感じです。スポーツ番組に対する私の理解度は、外国語の映画を字幕なしで眺めているくらいの程度なんだと思います。
それに対して旦那は、大抵のスポーツは、見ているうちにルールは分かるし、選手の技術とプレーの違い、駆け引きなど、すぐ理解するらしい。だからアメフトなどは、多くの選手が様々な技術と作戦を駆使して試合を進めるので面白くてたまらないらしいのです。スポーツ番組好きになるわけですね。

旦那とこの話をしていたら、私は、人生の楽しみのうち1/3は損をしていると言われました。私には別の楽しみがあると反論しましたが、ちょっぴりうらやましいです。音痴の科学的な治療法は研究されているみたいですが、スポーツ観戦音痴も、誰か治し方を教えて下さい!

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