ライブドアが違法で捜査を受けています。折角、古い企業の体質転換を促すような、面白い企業だったのに、違法なことしてた、なんてことになると、古い体質の企業や人が「ほれ見たことか」と得意げになってるようで残念です。
若い社員が多く、マスコミへの対応なども、今までなら眉をひそめたような行動をとっても、ちょっと見守ってみようかな、と大目にみたりする気持ちにもなりましたが、こうなると、すべてが稚拙だったように思えてしまう。人の心理って単純ですよね。評価すべき実績まで、否定されてしまうこともあるのではないでしょうか。
ただ、ニュース等で、解説者が物知り顔で「日本はものづくりで成長してきた。やはり額に汗をして、働くということを今一度考えて欲しい」とか言うのを聞くと、全く的外れだなあ、と思います。要は株で簡単に儲けようとするから痛い目に合うんだ、地道に働きなさい、と言いたいのでしょうけど、株の仕組みを否定するのはナンセンスで、それよりも、ライブドア一社の事件で、株全体が乱降下したり、売買システムが麻痺して取引が停止になるなど、日本が株に対してかなり未熟なところが問題だし、恥ずかしいことなんじゃないかなと思います。こんなことじゃ、外国人の投資家は逃げて行ってしまう。日本経済に対する信用も落ちそうで、残念です。
儲からない方のIT(?)業界に身を置いている私としては今回は対岸の火事な感想ではあるのですが、まったく同感です。
もちろん法的に問題があるということに関してはきちんと明確にするべきでしょうが、手のひらを返すように旧体質と評されていた人たちがバッシングしているように見えるのは私だけではなかったのですね。
「日本はものづくりで成長してきた。やはり額に汗をして、働くということを今一度考えて欲しい」
これっていつの話を言っているのでしょうか？
汗を流して働けば、まだまだ日本のものづくりは成長していくと思っているんでしょうか？こんな事を言っている経営者や解説者がいるから日本のものづくりは衰退の一途をたどっているというのに．．．
みつさん、思いがけずコメントいただきましてありがとうございます。
IT業界も株の世界も縁の薄い私が意見するようなことじゃないかもしれませんが、ライブドアって、そういう一般人でもいろいろと考えるきっかけになる企業ですね～。
みつさんはIT業界の方なんですね。私は、旧体質の人＆組織だらけの建築業界です。大分なれましたけど、就職した手の頃は、頭の腺が切れそうなこと、よくありました。最近は少しずつ状況は変わってきているようですけど。。建築業界も政治とか公共工事とかと癒着？しているというか、当てにしている状況から脱却しないと未来はなさそうだけど、どうなるのかなあ。