[投稿]国民ほったらかし政治 無関心は思う壺だよ

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安倍晋三内閣になってから、国民がすごく置き去りにされているような気がします。しかも意図的に。新内閣がスタートしてたとき、「小泉劇場」と言われた小泉内閣と比較するからかな、と思ったのですが、どうも気のせいではないように思います。

重要法案が、ろくに審議もされず、数の力でどんどん成立していきます。これじゃあ、何のために議会があるの?国民が選んだ議員達が議論して政治をすすめていくんじゃないの?ろくに議論が行われないと、議員を選んだ国民の意思が無視されている気になります。

現内閣で成立した重要法案もたくさんあって、例えば防衛庁設置法。え?いつの間にそんな話になってたの?必要だったら設置したらいいけど、なんで必要なの?そんな話国民に知らされてたっけ?国民投票法?なんでそんなに急いで決めるの?そもそもなんでそんな話に?

実際は新聞とかに情報があったのかもしれないけど、ほとんど国民は気づいてなかったのでは?成立間際にはたくさん新聞記事が載るのだけど。この、知らない間にどんどん決めていくのが意図的なのではないかと思ってしまいます。国民に気づかれると、反対意見がでて進まないのでさらっといこう、と。

それは、問題発言の閣僚をすぐにやめさせることにも共通していて、さっさとやめさせて、国民に早く忘れてもらって、次の選挙戦にひびかないようにしよう、時間が必要なら、選挙日を遅らせよう。。。まったく、国民がバカにされてますよね。ほとぼりさめたら忘れてるだろうって。選挙に通ることが目的で、そのためなら、選挙日を遅らせることなんて平気、っておかしくないですか。選挙に通らないと政治もできませんが、きちんと政治をすることが最優先でしょう?

でも、自分達の知らないところでどんどん政治が進められているから、無関心になって、実際、ほとぼりが冷めたら、忘れていることも否めない。まさに勝手に進めたい政治家の思う壺ではないですか。

小泉劇場では、演出に国民が影響されて、必ずしも国民がいい判断ができたとは限りませんが、少なくとも、観客として参加している気分になり、テレビの官房長官の談話も結構楽しみだったりしました。でも今は、そんな関心も薄れてるのではないでしょうか。

地方自治体が、市政だよりなどで、月1度とか、議会で何が議論され、主な意見や、成立した案、とか書いてありますよね。結構身近な問題で読んでても楽しかったりしますが、どうして国会についての広報誌を郵便ポストに入れてくれないんでしょう。広報担当大臣かなんか作ったらどうですか。と思っていたら、財務省で、広報戦略の管理職ポストを民間から公募、という記事がありました。お金に関することには説明要求が多いのでしょうか。

そういう意味では、毎日新聞のWEBで始まる「えらぼーと」というのに少し期待してます。政策について、候補者に前もってアンケートをとっておき、WEB上で閲覧者がそのアンケートと同じものに答えていくと、自分と意見の近い候補者が誰か分かる、というものらしいです。アンケートの内容とか、いろいろ問題は起こるかもしれませんが、だれがどんな意見か分かりやすくなると、選挙への関心度もかなりあがるのではないでしょうか。政治家の思う壺にならないよう、関心持ちましょうよ。

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