10月28日にオープンした、ダイヤモンドシティ・プラウ+北花田阪急+ジャスコ堺北花田店に行って来ました。大阪市営地下鉄北花田駅前の、新日鉄社宅跡地にできたのですが、実は、引っ越す前は、その隣の集合住宅に住んでいたのでした。
できる前は、北花田に人がどれだけくるのか疑問でしたが、まず昼間なのに駅に人が多いのに驚き、広い3店舗全体に、まるで梅田か難波の店舗のように人がいるのに驚きました。
この店舗はしっかりとしたテナントが多い専門店街のダイヤモンドプラウ、ブランドイメージの高い阪急百貨店、庶民の味方ジャスコと、ほとんどのターゲットをカバーしていること、郊外にありながら、都市中心部にしかなかったテナントが入っていること、交通の便が比較的良いこと、などが成功している要因でしょうか。
建築のつくりは、外観や全体としては、大手ゼネコンT中工務店ならもうちょっと上手にできるはず、と思いました。ダイヤモンドシティ内部の空間は、アメリカのショッピングモールの、日本向けにスケールダウンされている感じで、各店舗が吹き抜けに向かってならび、賑わいを演出してます。写真でわかると思いますが、中央よりに水色の太い柱が並び、Y字になった上部で屋根をもちあげていて、ハイサイドライトが連続して設けられるようにしてあり、上部からの光が明るく店内を照らしてさわやかです。
私が一番気に入ったのは、床材がカーペットである点です。4階のレストラン周りだけビニールシートでしたが、別に食べ物を持ってうろうろするわけではないのに、全面カーペットにしたらよかったのに、と思います。安っぽいビニールシートの、テカテカ光ったり、床の不陸が目立ったり、音が反射したりするのはぞっとします。それに比べて、カーペットは掃除に手間がかかるでしょうが、吸音するし、カーペットの種類によっては歩行感もよく、高級感があるので、この店舗のイメージをアップさせているとおもいます。(続く)
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