talbyが発表されて、またauがとってもうらやましくなってます。私はvodafoneなんですけど、加入した頃のJ-PHONEは、最初にメールを導入したとか、いち早くNokiaの端末使ってたとか、すごく頑張っていたじゃないか、今だってやろうと思えばできるはずだ、と応援するのにも疲れてしまい、いまや固執する理由は、受信料無料、という1点だけになっています。
talbyのデザインって、シンプルでかっこよくて、なんで他の携帯はこんな風にデザインできないんだろうって多くの人が考えると思うのですけど、その理由は
- 企画・販売を担う人たちの、デザインへの理解不足
プロダクトデザイナーが本当にやりたいデザインが採用されない、という話はよく聞きます。
- そんな風にデザインしようと思ってもできない
talbyのデザインって、もしそのまま、図面を写してみなさい、って言われると。他の日本の携帯に比べてとても簡単だと思うんです。日本の携帯や家電製品てよく分からないふにゃっとした曲線が多くて、作るのも大変そうな割りに、カッコイイかというと??? talbyのような、一見簡単に図面かけそうで(?)なんにも工夫していないように見えるデザインで、かっこよくするのが、本当に難しいのですよね。単純な形の組み合わせで、形、バランス、質感、色等を、洗練されたデザインにするには相当な能力が必要だと思うんです。
建築のデザインも同じで、一見なんの変哲もなさそうなプランなのに、使いやすくて洗練されたデザインの建築が作れる人が、優秀な建築家だと思うのです。世にあふれる「デザイナーズ住宅」って売り出しているものの中には、本当にいいデザインができているものはあまり多くないと思います。「デザイン」の意味を企画している人が理解していない、あるいは、設計する人がしようと思ってもできないのでしょうね。形やパーツや色を変ったものにするのがデザインと思っているような建売住宅の町並みを見ると悲しくなります。実は「何の変哲もない」ように見える事こそ、いいデザインへの第1歩というか、大事な要素の一つじゃないか、と思うのです。でも力不足だと、本当に何の変哲も無いものになってしまう。マスコミや一般雑誌では取り上げられない、優秀な建築家はたくさんいると思うのですけど、そういう人達のつくる本当にいいものを紹介しても雑誌は売れないのかもしれません。プランや写真をみても良さが分かってもらえないかも知れないからです。
はっきり言って触る前は舐めてました・・・・・が実際に見るとカッコイイんです!
- サイト名「Todos los posibles.」から
そうなんです。雑誌や写真だけじゃ分からないんですよね。かく言う私も自分が設計するときには力不足を痛感させられ、日々修行です。
はじめまして、TBありがとうございます。
talbynのデザインの魅力的な理由(本来は魅力に理由は不要ですが)なんか解ったような気がします。素晴らしい分析!
こういう笑顔になるような製品が回りにあるって良いですよね。
やっぱりtalby買おうかなと思う今日この頃です。
失礼しました。ではでは
suqueさん、コメントありがとうございます。「笑顔になるような製品」ですか、ええこと言いはりますねえ。。(しみじみ言葉をかみ締める)
talby買われたらまたUPしてくださいね、拝見しに行きます。私はここまできたら意地が出てきて、もうちょっとvodafoneでねばってみようかな。秋冬モデル、ええのん出ますように。