Jimmy Smith 追悼

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ジャズオルガニストのJimmy Smithが亡くなったそうです。享年79歳。寂しいです。

以前に大阪に来たとき、2回か3回、生で見たことがあります。どの演奏も、有名アルバムで聴けるような、緊張感漂う密度の濃い演奏と比べると、「ひょっとして、日本人には分からへんと思って、手抜いてるんちゃうかなぁ?」と思うくらい、リラックスした演奏だったのですが、でも非常に楽しんで演奏していることが伝わって聞くほうもすごく楽しかったのを覚えています。なんかMCも、いいのかなって思うくらい適当で、だけど、素晴らしい演奏を絶対するんだ、みたいなカリカリした緊張感溢れるステージじゃなくって、音楽って楽しいねえ、皆も楽しいでしょ、こんな風にもこんな風にも弾いちゃう、って感じの、ライブでした。愛すべきおやじさんでした。

ところで、毎回ステージのたびに疑問に思ったことがあって、ずーっと解決ていないことがあるんです。それは、オルガンのベースについて。私は昔エレクトーンを習っていて、オルガンも、同じような演奏法と思ってたのですが、、聞こえてくるベース音が、どう考えても、脚の動きと全然あってないんです。あまり脚が動いてないんです。ひょっとして、ベース音に聞こえる音を、左手で演奏しているのでしょうか?それとも、ハモンドオルガンには、ベースを打ち込み(?)できるような機能があるんでしょうか(そうとは思えないけど。。。)?いまだに謎です。ご存知の方がいらっしゃったら教えて下さい。

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ベースを弾く時に指弾き、ピック弾き、スラップなんかありますが、今回はピック弾きに... 続きを読む

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こんにちは。
ステージを見たことがあるご経験、とても羨ましいです。
僕もエレクトーンは身近だったので、オルガンの音とても好きです。

オルガンの奏法ですが、ジミー・スミスはどうかは分かりませんが、
ジャズ・ミュージシャンの多くは、左手でベースを鳴らします。
B-3の場合、昔のエレクトーンと比べ物にならないほどのスイッチ類(ハーモニックドローバーとか)があって、ミュージシャンがそれぞれの音を作り出して個性を磨きました。
ジミー・スミス・セッティングが最も有名ですけど。
基本、左手と左足両方でベースを鳴らしたりアクセントつけたりという奏法だったようです。
そして、B-3は1973年に製造が終わってるので、打ち込みをメモリーしておくみたいな機能はなかったと思います。

と、知ったか君なコメントですみません。。。参考にしていただければ幸いです。

noppoさん、ありがとうございます!
長年の疑問を、書いたらまもなく教えていただけて、感激しています。
そうですか、左手がベースなんですか。知らなかったです。エレクトーンをやっていた私は、左手がほとんど和音担当になってしまって、あんなにベースラインを左手で弾きながら和音も、って想像できません。すごいなぁ。
ハモンドオルガン、一度は弾いてみたいな。憧れです。

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