[投稿]安倍さん、「裸の王様」では?

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参院選の大惨敗後も続投をする安倍さん。参院選は政権交代を問う選挙ではないのでその必要はない、というのは間違っていないけれど、安倍さんはどうも、悪いのは回りの人間で自分は被害者だと思っているように見えます。

参院選後の安倍さんの発言は、批判を受け止め[ 反省すべきは反省して」といいながら「自分の内閣は支持されている。これからも改革を進めていく」と、自分への批判は全然感じてらっしゃらないようです。変な発言をする閣僚や、自分とは関係のない過去の人たちがした年金政策の失敗が、たまたま自分の政権のときに運悪くたくさん出てきてしまった、と思っているように感じられます。

こんな考え方になるのは、やっぱり、国民とかけ離れた、政治家の家系で育ち、まわりから庇護されながら育ってこられたからでは?と思いますがいかがでしょう。新聞記者に「どうして支持されていると思うのか」と質問され、「選挙戦の時の、人々の反応」と答えたとか。それは、自民党支持者、安倍内閣支持者との閉じられた世界での反応だと思うのですが、それに気づかないところが安倍さんのおぼっちゃんらしいところで、「かわいそうに、悪いのは安倍ちゃんじゃないのよ、たまたま運の悪い時期に首相になっただけ。やめる必要なんてないのよ」なんて、周りの人に言われて、よしよし、とされているところを想像してしまいます。

まるで童話の「裸の王様」のよう。ばかな人には見えない服だ、と言われ、何も着ていないのに、威張って町をパレードする裸の王様。童話の場合は子供の「裸だ!」の一言で真実に気づく王様ですが、さて、安倍さんの耳に届く真実の声はあるのでしょうか?

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